こんにちは。みなさん本日もテレアポはされていますでしょうか?テレアポの成果を上げるには”使える”トークスクリプトが必須です。今回の記事では例文を交えてテレアポのトークスクリプトをご紹介します。
受付突破は最初の10が大切
電話を掛けるとまずは受付の方が出ます。まずはこの受付を突破しなければいけません。この【受付突破】するためのコツは最初の10秒で簡潔に伝える。その会社にとってその商品が必要だと思わせる事が重要です。この二つを意識してトークスクリプトを考えていきましょう。なぜ最初の10秒なのか?
これは自分自身が電話を受けることを考えれば分かりやすいです。突然の電話で長々と話されて内容を理解できる人はいるでしょうか?まずいないと思います。そして、ただでさえ歓迎されない営業電話で長く話されるとフラストレーションがたまる一方です。このことから最初の10秒で簡潔に伝えることが重要です。
最初の1秒(冒頭)
では、最初に電話が繋がった後すぐに”入り”、トークスクリプトの冒頭から例分を交えて見ていきましょう。
- お忙しいところすみません
- 恐れ入ります
- お世話になります。
基本どおりまずは挨拶から入ります。電話が繋がった瞬間は相手の耳が会話に慣れていません。ですのでいきなり本題に入ると話についてこれない場合が多いので最初の1秒は挨拶に使いましょう。
ではどの挨拶が効果的なのでしょうか?結論からいうとどの挨拶も変わらないです。弊社でテストを繰り返していますが、どの挨拶でも優位なデータは取れていません。強いて言うとお世話になりますが若干反応が良いです。これは取引先からの電話だと勘違いする効果があるかだと推定されます。ここでもう一つ違うフレーズを紹介しましょう。
もしもし株式会社○○○○様でしょうか?
このフレーズは結構効果的です。これはこの電話は間違いなくあなたの会社宛てにかけた電話だとしっかりと認識させる効果があります。このフレーズで話をまじめに聞かないといけないと思わせる事が可能になります。
次の8秒(説明)
さて、挨拶が終われば本題に入ります。ここでもそれほど長い時間は使いません。ここで重要なのは提案する商品が自社にとって必要かもしれない。取り次ぐ必要があるかもしれないと思わせる事です。ここでも例文を使用して見ていきましょう。
人材派遣会社の例文
- わたくし、株式会社○○の○○と申します。人材派遣会社のものでして。採用担当者様はお手すきでしょうか?
- わたくし、株式会社○○の○○と申します。○○区に特化した派遣会社です。採用担当者様はお手すきでしょうか?
- わたくし、株式会社○○の○○と申します。○○区でエリアで30社以上にお付き合い頂いている派遣会社です。採用担当者様はお手すきでしょうか?
弊社のデータでは下の例文ほど効果が良い結果が出ています。ポイントとしては具体的な数字をあげる。数字を出すことで話しがぼやけることなく頭に入ってきます。二つ目は他社を引き合いに出して、安心感と話を聞かないと損をするかもと思わせていることです。ここでもう一つテコ入れ出来ることがあります
わたくし、○○区でエリアで30社以上にお付き合い頂いている派遣会社の○○です。採用担当者様はお手すきでしょうか?
このように冒頭の挨拶が終われば、すかさず本題に入りましょう。名乗れば営業っぽくなります。挨拶→名乗りの流れで実りのない会話で話が単調になってしまうからです。相手が効く体制に入ればまっさきに伝えたいことを伝えましょう。
最後の1秒(締め)
ここは担当者に代わってもらうための文言ですが、上記に例文では「採用担当者様はお手すきでしょうか?」としています。正直これはあまりよろしくありません。質問することで相手に主導権を渡してしまうことになります。ここではきっぱりと「〇○様お願いします。」と言い切りましょう。
受付編まとめ
以上がテレアポで【受付突破】のための、戦略です。例文でまとめるとこんな感じです。
【受付編】人材派遣会社の例文
株式会社○○様でしょうか?[受付:はい]○○区でエリアで30社以上にお付き合い頂いている派遣会社の○○と申します。採用担当者様をお願いします。
[ad1]担当者には具体的に分かりやすく簡潔に話すこと
さて受付を突破したら次は担当者とのやり取りに続きます。【担当者編】でも【受付編】とそれほど変わりません。注意する点は担当者は今後もやり取りを重ねる可能性があるので、まずは丁寧な挨拶から入りましょう。挨拶をより丁寧にすることを心がけ、話を聞いてくれてありがとうございますの気持ちを込めて挨拶しましょう。わたくし、株式会社○○の○○と申します。お時間頂きありがとうございます。
本題
ここも基本的には受付編と同じですがもう少し詳しく説明をし、商材の利点やメリットを分かりやすく伝え理解してもらうことが大事です。人材派遣会社の例文
○○区でエリアで30社以上にお付き合い頂いている派遣会社でして、人員に欠員が出来たときの穴埋めや繁忙期の人員調整で大変ご好評頂いており、実際使っていただいた企業様の9割以上が継続してご利用頂いております。
このように担当者相手でも話すポイントは変わりません。具体的な数字を出して、メリットをダイレクトに伝えましょう。アポ取り
さあ、最後のアポ取りです。ここでもポイントは受付編と同じです。主導権を相手に握らせてはいけません。アポ取りの例文
- ①もし宜しければ一度お伺いさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
- ②是非直接お会いしてお話させて頂きたいのですが、○○日の○○時にお伺いしてもよろしいでしょうか?
- ③〇〇日の○○時ならお会いして詳しいご説明が出来るのですが、社内にいらっしゃいますか?
さて、どの例文がいいのでしょうか?①はだいぶ弱いです。お伺いする了承から得る必要はありません。こちらは直接ご説明したいのですから、行く前提で話しましょう。②は悪くないです。いきなり日時を指定することで、相手に来る来ないよりその日時に予定が空いているかに意識を向けることが可能です。またこちらから日時を指定することで自身の予定の管理をしやすくなります。③は一番強いです、完全に行く前提で話をしており、質問は社内にいるかいないかです。いると応えればそのままアポになります。いないと応えれば、いつならいるかを聞きましょう。また、”~ならいける”と言うことで、この時間なら予定が付けてもらえるという、アポに対して価値があると思わせることが出来ます。どんどん強気にアポに結び付けましょう。
担当編まとめ
以上が担当編になります。担当編のポイントは、まずは丁寧に挨拶から始めること、受付より詳しく簡潔にアピールすること、詳しく話そうとして長くなると逆効果になるので、簡潔に話すことは意識してください。そしてアポの主導権はこちらが握り、確実にアポに結び付けましょう。
【担当編】人材派遣会社の例文
わたくし、株式会社○○の○○と申します。お時間頂きありがとうございます。
○○区でエリアで30社以上にお付き合い頂いている派遣会社でして、人員に欠員が出来たときの穴埋めや繁忙期の人員調整で大変ご好評頂いており、実際使っていただいた企業様の9割以上が継続してご利用頂いております。
〇〇日の○○時ならお会いして詳しいご説明が出来るのですが、社内にいらっしゃいますか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は【テレアポ】での【トークスクリプト】を例文を交えてご説明しました。上記の内容を実行していただければ、結果は大きく変わるはずです。上記の例文はあくまで一例です。取り扱う商材やご自身の話し方やペースでも最適なトークは変わってきます。大切なのは作ったトークスクリプトを忠実に実践し、最善のトークへと改善していくことです。テレアポは非常につらい時間かもしれませんが、アポをとれると達成感や喜びも大きいです。是非この記事をよりよいテレアポライフへと繋げてください。