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【知らないと損する】効率的な営業リストの収集先一覧

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こんにちは。皆さん普段、営業リスト(テレアポリスト)はどのように収集されていますか?収集方法は下記のようにいくつかあると思いますが、

  • インターネットから収集
  • セミナーなどに参加し収集
  • 飛び込みで収集

今回はこの中のインターネットから収集する方法を詳しくご紹介致します。

インターネットから収集するメリット・デメリット

現代ではほとんどの情報がインターネットで公開されています。これらを活用しない手はありません。インターネットから収集するメリットは【一度に多くのリストを取集できる】【新鮮な情報を取得できる】といったメリットがあります。定期的にネットを巡回することで営業リスト作成に困ることはないでしょう。

ただし、ネットから全ての情報が取得できるわけではありません。例えば、「~の倉庫に~会社が請負を始めた」など非常にニッチな情報は残念ながらネットからでは取得できない場合があるので、そういった場所には地道に歩いて集めないといけません。

ニッチな情報を除けばネットから非常に多くの情報を得ることが出来るので是非活用して下さい。

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求人サイト

求人サイトは人材派遣会社や求人広告会社などが良く使用するサイトです。それ以外の業種でも有効的に活用は出来ます。サイト内の業種検索や企業情報から検索できるのでターゲットとなる業種で絞り込んでください。ただ、担当者名などは採用担当が記載されているので、そこは注意が必要です。

アルバイト系求人サイト

サイト名 情報量 電話番号 住所 担当者名 更新頻度
タウンワーク 週1回(月曜日)
バイトル 毎日
イーアイデム 週1回(日曜日)
マイナビバイト 週2回(火・金)
ハローワーク 毎日
インディード 毎日
job-list 毎日

各サイトの詳細

タウンワーク
言わずと知れたリクルートのアルバイト系のNo1サイトです。特徴は求人数が非常に事です。職種やエリアでの検索も出来るのでターゲットを絞ることも可能です。電話番号は「0120」や「050」から始まる応募専用ダイヤルも中にはありますが、企業直通の電話番号も多く掲載されています。また担当者名も掲載されていることもあり、効率よくリストを収集することが可能です。
バイトル
タウンワークに次いで求人件数が多い媒体です。こちらもタウンワークと同じで「電話番号」「担当者名」が掲載されているケースが多いです。タウンワークとの一番の違いはナイト系の求人(ガールズバーやクラブなど)が掲載されています。ナイト系企業にアタックしたい場合はバイトル一択になります。
イーアイデム
タウンワークやバイトルに比べると求人数は劣ります。ただ、新聞折込で掲載されることからタウンワークとはターゲット層が異なり、求人を出す企業も変わってきます。タウンワークやバイトルには出さない企業を発見できることが多いです
マイナビバイト
こちらも知名度的には高い媒体です。CMにも力を入れており、求人数も増加傾向です。ただ、マイナビバイトには電話番号が全て応募専用ダイヤルになっており、企業の番号は取得出来ません。電話番号の収集には向かない媒体です。
ハローワーク
正式には公共職業安定所と言い、国が運営しています。以前は検索がしずらかったですが、現在は検索もしやすく、電話番号と担当者名を確認することが出来ます。欠点はハローワークは無料で掲載出来るので、有料の商材には毛嫌いしているケースが多いです。
インディード
タウンワークやバイトルなどと違い、企業のホームページから求人を取得して掲載されています。このことから求人媒体には載っていない企業の情報を取得出来ます。ただし、電話番号は載っていないケースもあります。
job-list
こちらはユーザーが店舗などに貼られている求人ポスターが掲載されています。上記のすべてに出てこないような、求人情報を取得することが可能です。電話番号は全て掲載されており、担当者名も記載されているケースが多いです。

以上がアルバイト系の求人サイトのでした。特に優先はありませんが、あえて優先をつけるなら、タウンワーク>イーアイデム>job-list>バイトル>ハローワーク>インディード>マイナビバイトといったところでしょうか。それぞれ特色が違うので全て巡回していくのがおすすめです。また、アタックしたい企業の電話番号が記載されていない場合はGoogleで検索すればだいたいは電話番号を調べることが可能です。

正社員系求人サイト

サイト名 情報量 電話番号 住所 担当者名 更新頻度
リクナビNEXT 週2回(水・金)
マイナビ転職 週2回(火・金)
DODA 週2回(月・木)
ハローワーク 毎日
インディード 毎日
イーキャリア 毎日
はたらいく 週2回(月・木)

以上が正社員系の主な求人サイトです。アルバイト系よりは各サイトの特色が薄い(営業リスト収集の意味で)ので個別の説明は省略します。アルバイト系との大きな違いは企業情報を取得できる点が大きく違います。【設立日】【代表者】【資本金】【売上高】などの情報が取得できます。売り上げや従業員数などでターゲットを絞りたい場合に適しています。おすすめはマイナビ転職です。こちらは検索から従業員すうと売上高で検索が可能です。リクナビNEXTでは従業員数で検索は出来ますが、売上高では検索が出来ません。

新卒系求人サイト

サイト名 情報量 電話番号 住所 担当者名 更新頻度
リクナビ(2021・2022) 毎日
マイナビ(2021・2022) 毎日
キャリタス 毎日

以上が新卒系求人サイトです。取得できる情報は正社員とほとんど同じなので割愛させていただきます。新卒系は新卒を積極的に採用している企業になるので、育成向けの教材などに向いています。また人材の育成には多額の投資が必要です、新卒を採用している企業はそこに投資出来るだけの資本があるので、ターゲットとしては優先度が高いです。

人材系サイトまとめ

人材系サイトについてまとめてみました。【アルバイト】【正社員】【新卒】と3つのカテゴリがありますが、アルバイト系のサイトは法人企業以外にも個人事業主も多く記載されています。また、窓口が各店舗になることが多いです。そういった小規模店舗をターゲットにする場合はアルバイト系サイトが有効です。正社員・新卒系は対象はほぼ法人になります。ターゲットを見据えたサイト選びが重要です。

飲食系サイト

飲食系サイトは飲食店向けの商材(有料ポータルサイト、電子マネー決済、posシステムなど)を扱っている企業がよく使用するサイトです。各店舗の電話番号が豊富に揃っています。ただし、法人企業が運営するチェーン店などは権限を持っていない場合が多いので選別する必要もあります。

サイト名 情報量 電話番号 住所 更新頻度
食べログ 毎日
ぐるなび 毎日
ホットペッパーグルメ 毎日
ヒトサラ 毎日
トリップアドバイザー 毎日
Retty 毎日

以上が飲食系のサイト一覧になります。飲食系は正直どのサイトを見ても変わりません。ユーザーの投稿などが含まれていてどのサイトを見てもほぼ同じ情報が得られます。飲食系サイトの注意点はどのサイトにも「050」から始まる予約専用ダイヤルが表記されている点です、こちらに電話をするのは非常に迷惑になるのでやめましょう。同じページ内に店舗への電話番号が記載されているケースが多いので、そちらを参考にして下さい。おすすめのサイトはホットペッパーグルメです。こちらのサイトは有料会員から外れると検索の一覧画面で電話番号が表示されるようになります。より多くの店舗へアタックしたい場合に有効です。食べログは表示件数が2000件までとなるのであまり適していません。

飲食系サイトまとめ

飲食系サイトでは収集できる店舗が膨大にあります。その反面ユーザーによって投稿されている店舗など、管理者が知らないうちに掲載されている場合があります。そういった意味では数は多く取得出来ますが、質はあまりよくありません。掲載されている店舗からさらにスクリーニングが必要になってきます。

Go To Eatキャンペーン 参加店一覧

2020年10月よりGo To Eatキャンペーンが始まっています。各都道府県で利用可能店舗などが公表されていますのでまとめて見ました。現時点で専用URLが確認できていない都道府県は調査中と記載しています。

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ホテル系サイト

ホテル系サイトはホテル向けの商材(アメニティ関連、翻訳サービス、人材派遣)を取り扱う企業がよく使用するサイトになります。ホテルの予約サイトは多数ありますが営業リスト収集に使えるサイトは多くなくおすすめは楽天トラベルかyahooトラベルになります。

楽天トラベルの方が掲載量も多く、電話番号まで辿り付き安くおすすめです。

その他の収集サイト

求人系、飲食系、ホテル系サイト以外のおすすめ収集先です。

サイト名ジャンル情報量
iタウンページ総合
エキテン総合
ホットペッパービューティーサロン

各サイトの特徴

iタウンページ
NTTが保有する電話帳サービスのインターネット版です。情報量が非常に多く各エリアとカテゴリから検索できます。カテゴリは【ビジネス】【ショッピング】【教育】【美容・ファッション】【自転車・バイク】【趣味】【グルメ・飲食】【レジャー・スポーツ】【公共機関・団体】と非常に多く、多くの業態の電話番号を確認できます。寺や神社などニッチな電話番号も掲載されています。
エキテン
こちらもタウンページと似ていて情報量が多いサイトです。カテゴリは【リラク・ボディケア】【ヘアサロン・ネイル】【学習塾・予備校】【習い事・スクール】【歯科・矯正歯科】【医院・クリニック・ヘルスケア】【グルメ】【ショッピング】【お出かけ・レジャー】【リサイクル・中古買取】【ペット・動物】【出張デリバリー・生活サービス】【住宅・不動産】【冠婚葬祭】とタウンページよりカテゴライズされています。ニッチなところでは「道の駅」「便利屋」なども検索可能です。
ホットペッパービューティ-
サロン系を調べるならホットペッパービューティ-です。【ヘアサロン】【ネイルサロン】【リラクサロン】【エステサロン】が検索できます。これらのサロンはエキテンやタウンページからでも検索できますが、ホットペッパービューティ-は有料会員のみ掲載されますので、経営に力を入れている(投資するだけの資金がある)店舗になるのでデータの質が良いです。サロン系の営業リスト作成ならホットペッパービューティ-一択です。
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公的公開系

法人企業の一覧や営業に必要な免許の許可状況など国が公的に公開している場合があります。すべて一律に公開させる為、優劣はつけることが出来ないですが、一覧で許可企業などが取得出来るので有益な場面は多いです。

公開サイト

人材サービス公開サイト
「労働者派遣事業」を許可された企業を検索できます。派遣の他、「有料職業紹介」・「無料職業紹介事業者」を検索できます。また、「停止命令」「改善命令」「廃止命令」を出された企業も確認できます。
国土交通省 | 建設業者 検索
こちらは建築系業者の公開サイトです。【建築業者】【宅地建物取引業者】【マンション管理業者】【賃貸住宅管理業者】の一覧を確認できます。
国税庁 法人番号検索サイト
こちらは国税庁による法人番号の検索サイトです。国内にあるすべての法人企業の【会社名】【所在地】【法人番号】のデータを検索することが出来ます。データはダウンロードすることも可能になっています。電話番号は掲載されていませんのでそのままでは使うことは難しいですが、すべての法人データを取得出来るので、データベースの元として使用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は営業リストを効率良く取得出来るサイトを紹介しました。営業リストにお困りの場合は参考にして下さい。
ただ・・・実際こういったサイトからリストを集めた場合に目に見えて成果が上がるということは少ないです。なぜなら、インターネットから情報を集めるとデータ量が非常に多く、優先度が低いデータも交じってしまっているからです。集めたリストを精査して初めて”最強の営業リスト”が完成します。最強の営業リストの作り方はこちらで詳しく解説しています。

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